重度の「出っ歯」や「受け口」「叢生(ガタガタ)」でお悩みの方へ
「ワイヤー矯正」なら複雑な歯並びでも
改善できます!
- オーソドックスな矯正治療「表側矯正」
- 歯の裏につけるから目立ちにくい「裏側矯正」
重度の「出っ歯」や「受け口」「叢生(ガタガタ)」でお悩みの方へ
表側矯正とは、その名の通り、歯の表面にブラケットやワイヤーを取り付けて行う矯正治療で、一般に「ブラケット矯正」とも称されます。
この治療法は、矯正治療の中でも最も歴史があり、オーソドックスな方法とされています。デメリットが強調されることもありますが、さまざまな歯並びに対応でき、多くのメリットがある治療法です。
一方、裏側矯正、または「リンガル矯正」と呼ばれる方法は、歯の裏側にブラケットを取り付けて行います。この治療は外からは見えないため、公の場で話すことが多い方、接客業の方、または矯正治療を他人に知られたくない方に適しています。この方法は専門的な技術と知識を要するため、対応できる歯科医院は限られています。しかし当院では、どちらの治療法にも対応しています。
表側矯正の最大のメリットは、ほとんどの歯並びの問題に対応できる点です。マウスピース矯正や裏側矯正と比べて、装置の種類が豊富で、さまざまなケースに適用可能です。
また、裏側矯正では装置が舌に触れ、マウスピース矯正では装置が口の中に違和感を生じさせるため、発音に支障が出ることが多いですが、表側矯正ではその心配が少なく、矯正中も発音がしやすいという利点があります。さらに、治療費に関しても表側矯正は他の矯正方法に比べて費用を抑えられるため、経済的な面でもメリットがあります。
一方で、表側矯正のデメリットとして、矯正装置が目立つことが挙げられます。矯正装置が歯の表面に装着されるため、矯正治療を行っていることが周囲に分かりやすいです。
しかし、最近では透明や白のブラケットを使用することで、目立ちにくくすることも可能です。もう一つのデメリットは、食事の際に食べ物が装置に引っ掛かりやすい点です。食後に装置に食べ物が挟まっていることに気づかないことがあるため、食後のチェックが必要です。さらに、表側矯正では歯の表面に装置を付けるため、どうしても口元に厚みが出てしまうという点もデメリットとして挙げられます。
裏側矯正の最大のメリットは、装置が目立ちにくく、周囲に矯正をしていると気づかれにくい点です。歯の裏側に装置をつけるため、人前で話すことが多い方や接客業の方に最適です。また、上の歯だけを裏側に装置をつけ、下の歯は外側に装置をつける「ハーフリンガル」という方法もあります。
また、裏側矯正は「前歯」を引っ込みやすくする効果があります。歯を抜いてスペースを作り、前歯を移動させる際、固定源となる奥歯が逆に引っ張られてしまうことが少なく、比較的スムーズに移動が行えます。
舌癖を防ぐ効果も期待できることに加えて、出っ歯の原因となる舌の癖を矯正中に抑制し、後戻りのリスクを減らすことも可能です。
さらに、裏側矯正は虫歯になりにくいという利点もあります。表側矯正と比べて、歯の裏側は唾液が循環しやすく、細菌の増殖が抑えられるため、虫歯や歯周病のリスクが低くなります。ただし、丁寧な歯磨きは欠かせません。
デメリットとして、装置に慣れるまで発音しにくいことがあります。特に、さ行・た行・ら行などの発音が難しい場合があり、1週間から1カ月程度で慣れることが多いです。また、歯の裏側の装置が原因で歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。矯正治療中は丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが必要です。
さらに、会話や食事の際に装置が舌に引っかかり、舌を傷つけやすい点もデメリットです。加えて、表側矯正よりも難易度が高く、治療時間が長くかかる可能性もあります。
対応できる矯正医が限られていると前述した「舌側矯正(裏側矯正)」ですが、当院では対応しております。
裏側矯正は表側矯正で対応できる症例であれば基本的に利用可能です。ただし、噛み合わせが深い場合や舌が大きい場合など、裏側矯正が向いていないと言われるケースもあります。しかし、出っ歯などの口元が前に出ているケースでは、裏側矯正が得意とする治療が可能です。
また、裏側矯正は技術と経験が特に必要とされる難易度の高い治療法であり、すべての矯正歯科医院が対応できるわけではありません。他院で「裏側矯正はできない」と言われた方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
「目立ちにくい矯正」の選択肢として、当院では舌側矯正以外にも「シュアスマイル(マウスピース矯正)」という治療法があります。
舌側矯正とシュアスマイルには、それぞれ異なる特徴と利点があります。
舌側矯正は、装置が歯の裏側に付くため、表からは全く見えません。一方、シュアスマイルは透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくいですが、近くで見ると分かることがあります。
舌側矯正は約1か月に1回の来院が必要です。一方、シュアスマイルは約2か月に1回の来院で済みます。
舌側矯正は抜歯を伴う治療にも対応可能ですが、シュアスマイルでは抜歯が必要な場合に対応できないことがあります。
舌側矯正は、装置の着脱を行う際には来院が必要です。しかし、シュアスマイルは自分で簡単に着脱が可能です。
舌側矯正は、装置が歯に装着されるため、歯磨きがしづらくなり、磨き残しが増える可能性があり、虫歯のリスクがやや高くなります。
一方、シュアスマイルは取り外しが可能であるため、治療前と同様に歯磨きができるので、虫歯のリスクが低くなります。
このように「舌側矯正」と「シュアスマイル」にはさまざまな違いがあります。
メリットとデメリットを考慮し、ご自身に最も適した方法を選択してください。
シュアスマイルについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。